まずは海外ニキによるレビューを見てみよう。
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[OP] 何年か前に Blasphemous 1 のレビューを投稿して好評だったから続編のレビューも書くことにしたよ。 前作は 7.5/10 点 で、本作は 8/10 点だ! 遊んでいくうちにゲームプレイと世界観が魅力的に思えるようになったね。
まず全体的な印象だけど、2 は 1 に比べると機能的に改善されてよくなっている。 ただし、1 の尖っていた部分は失われてしまった。
ゲームはより標準的なメトロイドヴァニアに近くなっている。 能力による進行制限や、二段ジャンプなどがそうだ。 針山は少し優しくなって即死ではなくなった。
戦闘は武器を三種類から切り替えられるようになり、多様性が大きく変化したね。 三つの武器にはそれぞれ役割があるから状況に応じて最適な武器を選択する必要がでてきた。
ボスは 1 に比べると少し強くなっている。 1 の DLC ボスと同じぐらい手こずったよ。 個人的には歯ごたえのあるボス戦は気に入ったけど、平均的なプレイヤーには難しすぎるかもしれないね。
メトロイドヴァニアらしさを追求した結果、かえってありきたりな作品になってしまっているように感じた。 メトロイドヴァニアらしく、新しい能力が手に入れば進行不可だったエリアを進めるようになるのはいい。 ただし、ゲームプレイがよりリニアになってしまっているかな。 ゲーム全体を通して次に何が起きるかを予測するのはそれほど難しくない。
ストーリーとロアは期待していた通りだった。 前作よりもストーリーは分かりやすくなったね。 だけど、訴求力はむしろ前作よりも減った。 前作では世界に触れたり NPC との交流を通じて、プレイヤーはゆっくりと奇跡の力とそれがもたらす破壊の悲惨さを理解した。 今作のストーリーを理解するのに前作ほど時間はかからないと思う。 主要なイベントに到達するたびに巻物を持って空から降りてくる NPC がいて、何が起こったかを説明してくれる (前作にも似た NPC はいたけど)。
結論、このゲームは前作から全体的に改善されているけど、目新しさやオリジナリティはそれほどなく、前作から失われたものもある。 でも期待されていた水準には達しているし、メトロイドヴァニアのファンや前作のファンは是非プレイしてみてほしいね。
最終評価: 8.2/10 点。
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2 はより洗練されてアクセシビリティが上がったけど、 1 のほうが個性的だったな。 より記憶に残る設定、より良い雰囲気、(DLC での)良いボスたち、そして武器が 1 つだけだった点がむしろ制限を生んでいてよかった。 1 のデザインには美しいと言えるほどのグロテスクさがあったね。 2 にも美しいデザインと素晴らしいエリアはあるけど、何だか印象には残りにくいんだ。 今作でも発売後の継続的なアップデートがあることを願っているよ。
- 2 は少しアニメ風になりすぎていて、その結果アートディレクションがうまくいってないのかも。アート自体はいいんだけど前作が持っていた独創性は薄れたね。
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俺もストーリーは 1 のほうがパンチが効いていたと思う。 個人的に不満だった点はゲームの後半部分がリニアすぎること。 決められた順でエリアを進んでいかなければならないんだ。 それ以外の点は十分に楽しんでいるよ。
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強化をほとんど全てとったのにラスボスにはかなり苦戦したな。ゲーム自体は気に入った。
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え、2 のラスボス?強化を全部集めたらほぼ無敵じゃない?時間停止能力を使えばラスボスも楽勝だったけど。
- その能力アプデでナーフされたよ。連続使用できないし、効果中に与えられるダメージも減った。
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え、2 のラスボス?強化を全部集めたらほぼ無敵じゃない?時間停止能力を使えばラスボスも楽勝だったけど。
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移動の快適さが一番よくなった点でその次が戦闘システム。
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Blasphemous 2 は良作。多くの点が改善された。でも前作のほうが好きだったな。 これは前作が自分にとって初めての体験だったからだと思う。 前作で世界観とロアを初めて体験したときの感情は再現できないだろうね。 「Bioshock 2」も似たようなものだったけど、既に体験してしまっているから続編で前作ほどの感動を味わうことは難しいんだ。
宗教的モチーフがもたらす恐怖や悲哀が人気の Blasphemous シリーズ。 読者諸ゲーマーの感想もぜひお聞かせ願いたい。