最強のゲーム検索ツールSteamDBとは？目的別に使い方と見方を解説

SteamDB ってなに？

https://steamdb.info/

SteamDB は、Steam 関連の様々なデータを扱うウェブサイトです。 セール情報、ゲームの人気動向、過去の価格推移などを確認することができ、Steam ユーザーにはとても便利なサイトとなっています。

ただし、英語サイトであることから使い方に戸惑う人も多いはずです。そこで本記事では、SteamDB の主要な機能を紹介します。 目的別にどのような操作をすれば欲しい情報が手に入るのか、具体的に解説していきます。

※記事内のスクリーンショットは PC で見た画面となっています。スマホでは若干表示が異なることがあります。

目的別の操作手順

1. ゲームの最安値と価格チャートを確認する
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「セール中の気になるゲームを見つけたけど、過去のセールと比べてお得なのかな……」と悩むことがあります。こんな時に使えるのがゲームの最安値と価格チャートを表示する機能です。

ゲームのページにたどり着いていない場合、まずは赤枠の検索ボックスからゲームを検索します。

ゲームページにたどり着いたら、ゲームの価格をチェックするために Price History を選択します。

デフォルトで日本円で価格が表示されていることが多いですが、環境によっては日本円で表示されていないこともあります。日本円表示にするには ① Set your currency から ② Japanese Yen を選択します。

選択すると日本円で価格が表示されるようになります。

Current Price=現在価格、Lowest Recorded Price=最安値となっています。また真ん中の Converted Price=円換算価格ですが、これは外国通貨での販売価格を日本円に直した時の価格です。画像は GTA5 の価格ですが、実は日本円での販売価格は外国と比べて割高傾向なことが分かります 😂 (例えばブラジルでは 1174 円で購入可能なのに対し、日本では 2121 円もする)。

また、価格の時系列チャート を確認することもできます。スクロールすると Price history (JP) という項目があり、これが価格の時系列チャートです。

チャート上部に表示されている Zoom を変更することでチャートの期間を変更することもできます。 6m=6カ月、1y=1年、max=全期間となっています。

2. セール中のゲームから高評価のものを見つける
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Steam では様々なセールが年中開催されています。ですが、セール対象となっているゲームは本数が多く、Steam を見ているだけではどれを買えばいいか中々分かりません。 SteamDB の機能を使うと、セール中のゲームだけを抽出したり、評価順に並び変えることができます。

まず Menu を選択し、そこから Sales を選択しましょう。

ページが遷移すると、セール中のゲームが表で出力されます。また、下の画像の赤線部分をクリックすることで表示順を変更することができます。

%: 割引率で並び替え
Price: 価格で並び替え
Rating: 評価で並び替え
Ends: セール終了までの時間で並び替え
Started: セール開始からの経過時間で並び替え

フィルターを使いこなす
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実はデフォルトの表では「割引 50%以上」、「高評価 60%以上」、「レビュー件数 500 件以上」というフィルターがかかっており、この条件に該当するゲームのみが表示されています。これでもいいのですが、いざ使い始めると条件を変更したくなることがあります。

フィルター機能を使うには画面右側に表示される UI を使用します。

Show only wishlisted: ウィッシュリストに入っているゲームのみ表示※
Show only followed: フォローしているゲームのみ表示※
Hide wished and followed: ウィッシュリスト・フォローしているゲームを非表示※
Hide ignored: Steam で除外設定しているゲームを非表示※
Hide owned: 所有しているゲームを非表示※
Show only historical lows: 史上最安値を更新したゲームのみ表示※
Show only matching lows: 史上最安値と同じ値段でセールされているゲームのみ表示※
Show only 2-year lows: 直近 2 年間で最安値のゲームのみ表示※

※付きの項目はサインインが必要です。サインインには Steam アカウントとの連携が必要です。

Japanese Yen: 表示に用いる通貨を変更します
Filter by type: ゲームのタイプ別にフィルターします
- No DLC: DLC は非表示、Games only: ゲームだけ表示、…
Filter by system: 対応 OS でフィルター (Steam Deck, Linux, macOS)
Filter by features: ゲームの特徴でフィルター
- マルチプレイ、Co-op、MMO などでフィルターできます
Filter by user tags: ユーザーがつけたタグでフィルター
- ゲームジャンルで絞りたいならここを指定します
Price 0 to ∞: 価格帯でフィルター
Reviews 500 to ∞: レビュー件数でフィルター
Rating: ≥60%: レーティング (評価) でフィルター
Discount: ≥50%: 割引率でフィルター
Release date: リリース日でフィルター
- From から To の間にリリースされたタイトルのみ表示

フィルターを選択しただけでは表に反映されないので、最後に Apply new filters を忘れずに押すようにしましょう。また、Clear filters を押すと設定したフィルターを削除することができます。

サインイン (Sign in) 機能
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Steam のウィッシュリストを参照するような機能を使うには Steam アカウントとの連携が必要です。連携は SteamDB 上で Sign in を選択することでできます。

Sign in ボタンは画面右上にあります。

ただし、エラーがでることがあります。

このエラーが出た場合、次のようにして対処します。

まず、Steam 上で自分のアイコンボタンをクリックします (アイコン未設定の場合は？マーク)。

Steam プロファイルのセットアップを選択。

プロフィールが表示されるのでそのまま保存を押します。
公開設定を選び、下記項目を変更します
- プロフィール: 公開
- ゲームの詳細: 公開
  - 「ゲームの詳細を公開中の場合でも、総プレイ時間は常に非公開にする。」にチェックが付いている場合、外す
ただし、この設定をすると自分の Steam プロフィールが誰からでも見れる状態になってしまいます。公開が嫌な人はこれらの設定はせず、サインイン機能は使わないようにしましょう。
一部機能は SteamDB のブラウザ拡張機能が必要になります。次のリンクからインストールできます。
- https://steamdb.info/extension/